パックマンゲームの楽しさの一つは、迷路の中を動き回る4体のゴーストたち(赤、ピンク、水色、オレンジ)ですよね。
彼らはパックマンの行く手を阻み、ゲームをより刺激的で楽しいものにしています。でも、心配しないでください。ゴーストを作るのは難しくありません。
今日は、スクラッチを使って、自分だけのゴーストを作ってゲームに登場させる方法を学んでいきましょう。
パックマンの敵、ゴーストの作成
まずは、ゴーストの作成から始めます。
以前の記事で、ドット絵を使ってゴーストを作る方法を学びましたよね。そのゴーストをスクラッチに取り込む方法を思い出してみましょう。
順番に勉強した方は、こんな感じで、5体のゴーストがスクラッチに取り込んでいますね。
それができたら、次はゴーストを迷路上で動かすための最初のステップ、ゴーストの表示に進みましょう。
今回からここから青いゴーストを除く4体のゴーストを迷路上で動かすための最初のステップとして、表示させていきましょう。
4体のゴーストをゲーム画面に表示する
ゴーストはそれぞれ異なる色を持ち、異なる動きをします。
これらのゴーストをスクラッチで作成し、ゲーム画面に表示する方法を一緒に見ていきましょう。
1つのスプライトに5つのコスチュームのゴーストがいます。
青いゴーストを表示させてることなく、4体のゴーストを表示させていきます。
まず、下記のブロックを作成してください。
それではブロックの説明を行います。
みどり色の旗が押されてスタートしたと同時にいったん、これまでに表示されていたゴーストを隠します。
その後、クローンを作ったら表示するようにします。
そして、コスチュームをゴースト赤(1番のコスチューム)に変更して、迷路上のX座標:-60、Y座標:-60に表示させます。
ここまでで、最初のゴースト(赤)を迷路上に表示させることができます。
次は繰り返しを使い残り3体も表示させていきます。
繰り返しの中では、自分自身のクローンを作り、それを次のコスチューム(2番のコスチューム(ピンク))にして、前回作成したよりもX作業を30増やしたところに表示。
これを3回繰り返すことで、水色、オレンジのゴーストも並べて表示することができます。
ポイントは、表示させたくな青ゴーストのコスチューム番号を5番にしておくことです。
完成するとゴーストが4体並んだ状態で表示されます。
もちろん、まだ動きませんね。
まとめ
パックマンゲームの楽しさを引き立てるゴーストをスクラッチで作成する方法を学びました。
4体のゴーストをゲーム画面に表示することで、パックマンゲームがよりリアルで楽しいものになります。
これからもスクラッチを使って、自分だけのオリジナルゲームを作成してみてください。