パックマンとゴーストが動くステージができたところで、次はクッキーを置いていきます。

パックマンはこれを食べてポイントを獲得します。

それでは、一緒に迷路の中にクッキーを置いていきましょう!

クッキーって何?

クッキーはパックマンが食べる小さなドットのことを指します。

パックマンが迷路の中でこれを食べることでポイントを獲得します。

クッキーを全て食べるとゲームクリアです。

クッキーを描こう

パックマンの迷路上にはクッキーがびっしりとおいてあります。

これを一つずつ描くのはとっても大変ですね。

一つだけクッキーを描いてあとは、スクラッチでクッキーは迷路の通路に均等においていけば非常に楽ですね。

それでは、クッキーを一つだけ描いてみましょう!

まず、クッキーを1つスプライトで描きます。

これまでパックマンやゴーストでスプライトを使ったことがあるので、簡単ですね。

クッキーを画面上に均等に置いていこう

次にストラッチのブロックを使って、迷路の全体に置いていきます。

クッキーを選んでいただき下記のようにブロックを積んでください。

この方眼紙は1マスが30×30px真ん中にクッキーを置いていくブロックです。

マスの数は縦12個、横16個ですので、このすべてのマスの真ん中にクッキーを置いていきます。

ブロックの動きを説明すると

  • 最初にx軸-225、y軸165という、いちばん左上のマスの真ん中にクッキーを持ってきて、それをx軸に30px(ちょうど1マス分)ずらした位置に自分のクローン(クッキー)を作るを16回繰り返すことで、いちばん上の1列のマスの真ん中にクッキーを置くことができます。
  • その後、x軸を左端(x軸-225)に戻して、y軸を下に30px(ちょうど1マス分)して、横にクローン(クッキー)が置かれます。
  • それを12回繰り返して、すべてのマスの真ん中にクッキーが置かれます。

結果は、こんな感じです。

きちんとすべてのマスの真ん中にクッキーが置かれているのが分かりますね。

クッキーをパックマンが通る所にだけ置いていこう

ここで問題になるが、パックマンが通ることができない迷路の壁になる部分(青)の上にもクッキーが置かれているクッキーは必要ないですね。

この部分にクッキーを置かないように、さきほど組み立てた画面全体にクッキーを置くブロックの一部を改良して、パックマンの通り道だけにクッキーを置いてきましょう。

改良するのは、たったの1か所です。

自分自身のクローンを作る」を「もし壁の色に触れたではないなら、自分自身のクローンを作る」に変更するだけです。

これの結果はこんな感じです。

ちゃんとパックマンが動ける部分だけクッキーが置かれています。

再描写せずにゲームスタートしたら迷路にクッキーを置いた状態にする

これまでのブロックでは、みどり旗を押してスタートしたら、毎回、クッキーを一つづつ順番に置いていきます。

これでもよいのですが、最初からクッキーが迷路の中に置いている状態でスタートしたい場合の設定を行っていきます。

これを行うには「ブロック定義」を使います。

ブロック定義を選んで、ブロック名を適当な名前(今回は迷路表示)をつけて、「画面を再描画せずに実行する」に印をつけてください。

そして、先ほどまで作ったブロックを下のように変更してください。

これで完成です。
試しにみどり色の旗を押してスタートしてみてください。
違いは判りましたかねえ?

今回作ったブロックと成果(迷路の中にクッキーを設置しよう)

今回作成したブロックと画像です。
迷路に関しては、ご自身で色々と書き直してゲームの難易度を変更してみてください。

口をパクパクさせたパックマンをスタート位置に置こう